睡眠への恐怖

寝ることが怖い。タイトルにもありますが最近は寝るのが怖いです。

別に病気であるとか、明日遅刻しそうだからとか、寝たら何かが起こるというわけではありませんが、今日を充実して過ごせなかったこと、明日もまた自堕落に過ごしてしまうのかという自分への嫌悪感が募りその結果、眠りたくないという気が起こります。

充実、と言っても私の本業は学生なのでお勉強なのですが、全然しておらず、では成績が良いのかと言ったらそう芳しいわけでもなく。その中で勉強しなくてはいけないという焦燥感に駆られながらも勉学に励むこともせず、時間の空費する事を認識する度にやり場のないこの憤懣を自分のせいにするのです。明日へ明日へとやらなかった癖にやると思い込んでいる自分がまた尚腹立たしい。夏休みにやろうと思っている自分もである。やればいい話を、やらずに、気分を害する。

人間寝なければならぬ。しかし私には針が上から下へ、下から上へと刻んでいるのが耐えられぬのである。現在は時計の頂点を回り、吾が気分のように落ちて行く一時である。このまま惰眠を耽り、朝となりて、また堕ちる。人として堕ちる。気分の悪いこと千万であることよ。